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4章 こだわりの堆肥つくり
堆肥さえあれば必ず育つことを確信し、同じ堆肥でも安全で素晴らしいものを作ろうと決心しました。
よく混同されやすいのが 「糞」イコール堆肥ではありません。堆肥は「排泄物 + 敷き料」を積み
重ねて発酵させたものを指します。(敷き料とは 動物の部屋に敷くもの、藁や落ち葉、おがくず等)
馬の堆肥
馬は500キロの体重があるにもかかわらず 胃袋は1つでたった8リットルの小さな胃袋です。
その為「飼葉」も1日4回に分けて 他におやつを与えます。
馬糞の事を専門用語で「ボロ」と言います。
食べた草がそのまま出てきた感じでベタベタせず 糞臭はしたばかりの時以外は匂いません。
面白いことに馬の部屋では 家蠅(うじ)は全くわかないのです。(ノミも発生しません)
ボロはパサパサして草が丸まって出てきた感じです。
敷き料は「天然のカヤ、落ち葉、国内産チップ」をベットにして ふかふかの寝室になっています。
(写真は落ち葉を使っている時の馬房内です)

海外のチップは強力な薬品が使われているので、関西では死亡した馬がいると通達がありました。
その為国内産のものを使っています又 ワラやモミガラも残留農薬が多いので 馬の健康を考えて
使用しません。
健康な馬から健康な堆肥を作る!を考えています。
馬といっても どんな馬がいるの?

馬は馬房(部屋)にいても動きが激しいので、ボロと敷き料が程よく攪拌されます。これを1.5m程に
積み重ねて発酵をさせます。
牛糞と大きく異なる点は<牛糞は冷肥><馬糞は温肥>と表現をされています。 この意味は
発酵温度が異なる点です。
牛さんは胃袋が4つあるので とことん消化をして糞はベトベトです。 馬の場合胃袋は8リットルの
小さな胃袋なので草が切断をされた状態という感じで排泄されます。
堆肥として積み重ねると、馬の堆肥はあっという間に発酵温度が70度に達します。
フランスの高級マッシュルームは、馬の堆肥を洞窟に持ち込み作っているのをご存知ですか?
発酵温度が簡単に70度になるメリットは、雑菌を殺す作用が強いのです。
ちなみに 馬の堆肥ですごいと感じるところは 仮に 生?の糞? を植物の根に当てても枯れない
のがすごいと感じるところです。
しかし これは色々なテストをした結果であって 堆肥として使用するときは完熟、つまり熱のある
時は発酵途中なので 使わない ほうが理にかなっています。
<堆肥の最高峰を目指して>
無農薬の敷き料、無農薬の飼い葉、抗生物質ゼロの健康管理、さらに・・・
廃棄物の堆肥ではないので 秘密の素材を挟み込んでいきます。
秘密の素材 (~o~) 林を散歩して気がついたのですが 同じ林でも「育ちの良いところと悪いところ」が
あります。 日照条件は同じなのになぜ???と初めは思いました。
畑や庭でも同様な現象があるのですが(嫌地現象)これらは土壌の中の菌の構成が悪いことが原因である
事がわかりました。
この現象を逆手にとって「植物の育ちの良い場所から菌を取り培養」させてみました。 竹林・畑・山・岩場
海岸付近などなど いろいろな所からです。
(培養は生物工学科に通っている息子がやってくれました)
出来上がった菌をテストしてまたまたビックリ!
生ゴミを分解してみると かの有名な E○菌より分解が早く臭くない! (昔E○を使っていました)
堆肥に挟み込んで熟成させ 培養土にすると メキメキ育ちます。 嬉しくてニコニコです。
さらに色々な使い方ができました!
試行錯誤をしながらの「超 こだわり堆肥」はこうして完成を迎えました。
積み込んだ堆肥には ミミズが いっぱい いっぱい!生息しています。 このミミズが生息していることは
大変意義深く 敷き料のチップ(木質)成分であるリグニンが分解されて 「植物に使っても OKよ〜」という
サインになります。



